バイナンス API の安全設定ガイド:自動売買ボットを使う前に必ず確認したい6つのこと
自動売買ボットは API キーを通じて注文を出します。API キーは「特定の扉だけを開けられる鍵」のようなものです。権限を正しく設定すれば、ボットは取引はできてもお金には触れられません。設定を誤れば、リスクはまったく別物になります。どのボットに接続する前にも、次の設定をしておきましょう。
1. 出金権限は絶対に有効にしない
これが最も重要です。まともな自動売買ボットに必要なのは「読み取り」と「現物取引」の権限だけで、出金は必要ありません。出金をオフにしておけば、万一 API キーが漏れても、資産を口座の外へ移されることはありません。出金を有効にするよう求めるツールがあれば、使うのをやめましょう。
2. 必要な権限だけを有効にする
- 読み取りを有効化:残高と保有の確認に必要。必ずオン。
- 現物・マージン取引を有効化:現物の自動売買に必要。現物専用のツールなら先物は不要。
- 出金を有効化:オンにしない。
- ユニバーサル送金、先物などその他の権限:必要な理由がはっきりしない限りオフ。
3. できるだけ IP ホワイトリストを設定する
サービス側が固定のサーバー IP を公開しているなら、API キーのアクセス制限にその IP を追加しましょう。キーが盗まれても、指定したサーバーからしか使えなくなります。IP 制限のない API キーにはバイナンス側で有効期限が設けられており、定期的に見直すきっかけにもなります。
4. ツールごとに API キーを分ける
1つのキーを複数のサービスで使い回さないこと。ツールごとに作成し、名前を付けて管理すれば、問題が起きたときにそのキーだけを削除できます。
5. シークレットキーを守る
シークレットキーは作成時に一度しか表示されません。入力するのは公式アプリや公式サイトだけにし、スクリーンショットを人に送ったり、チャットに貼ったり、サポートを名乗る人に渡したりしないでください。
6. 定期的に確認し、いつでも取り消す
- API 管理ページで、どんなキーがあり、最近使われたかをときどき確認する。
- 使わなくなったツールのキーはすぐに削除する。
- 心当たりのない注文を見つけたら、まずキーを削除してから原因を調べる。
CoinSpider の場合
CoinSpider が必要とするのは読み取りと現物取引の権限だけで、接続時に API キーを項目ごとにチェックします。出金は必ずオフ、IP アクセス制限は必ずオン(初期設定ガイドの案内どおり CoinSpider のサーバー IP だけを登録)で、どちらかが欠けていれば接続できません。API キーとシークレットはサーバー上で暗号化して保存します。資金は常にあなたのバイナンス口座にあり、接続前から保有していた銘柄は保護資産としてエンジンが売買しません。バイナンスで API キーを削除すれば、すべての権限はすぐに無効になります。